住まいのリフォーム、予算の考え方って?

一体リフォームの予算ってどのくらいかかって来るのか?
不安に感じていませんか?

誰でもそうだと思うのですが、この世の中予算が気にならないほどのお金持ちって
本当に一握りではないかと思います。

私なんて、買い物に行くたびに少しでの安いモノを探してしまうし、
服を買う時も値札のチェックばかりしてしまいます😢

毎月の生活費、将来の為の貯金、節約の為に電気を消す、水道代もけちるといった日々を送りながら
リフォームのように大きなお金が動くことに関して予算も気にならないなんて事があるわけがないのです。

しかも、リフォームの価格は分かりにくい・・・

リフォームの値段は本当に分かりにくいですよね。
でも、それにはちゃんと理由があります。

全てのお家で条件が異なるからです。
そして、それは絶対に揃えられないのです。

世の中のお家が全部一緒なんてことはあり得ません。

例えば、マンションのように同じ時期に建って、一斉に住みだしたお家であっても
20年後には各家庭の状況は大きく変わっているはずなのです。

それに加えて、ユーザーであるお客様の希望、予算、価値観までを相手の業者がどのように
理解して提案し、見積りを作るかといった流れを考えると・・・

見積りの内容が各社違ってもおかしくないですよね。

もうわけわからない???、プロに任せるのが一番いいんじゃない!

ということで、多くの方ががお任せという方向に流れがちです。

その結果、予算も内容も思い通りにならなかったことが後から後から出てきて

相手の業者を悪者にしてしまうことも少なくないと思います。

事実、80%以上のユーザーが心残りや後悔といった水面下のクレームを抱えているというデーターがあります。

誰が考えてもこれはクレームで間違いないということは、実はそう多くはなく、
リフォームのトラブルはコミュニケーションギャップによるものがほとんどなんです。

とは言え、これはお金を支払うユーザーさんにとっては辛いことだし、その後ずっとその家に暮らすという
ことになるのでなかなか忘れられないということになってしまうのです。


言った言わないとか聞いてないとかイメージを違うといったことはトラブルといっても責任を問うのは難しい
ところでもあります。お互いに気分は悪いし、後のお付き合いも微妙になったりして総合的に考えると
ユーザー様の方が損をした感じになってしまうのではないかと思います。

そんな悲しい結果になることがリフォーム全体の評判を悪くしているのかもしれません。

リフォームの予算を考える時に大切な3つのこととは?

ユーザーの方からよく聞かれる質問をいくつか取り上げて解説しながら
3つのポイントに絞っていこうと思います。

一つづつ解説をしていきたいと思います。

1)リフォームの費用に相場ってありますか?

よくリフォーム雑誌やチラシを見ると目安となる金額がありますが、
かなり幅がありそうです。

チラシなどは、お客様の目につくようにわざと安い金額をのせることが多いと思います。
問い合わせをいただいて、対面で話すとチラシの金額はかなり厳しい条件付きだったということになり、
全く違う金額で契約になったということは良く耳にします。

リフォーム雑誌でも、キッチン100万円~なんていうアバウトな表記がほとんどなのでは?

結局、現場をみて商品代と工事代と諸経費と利益を計算してみるまではアバウトすぎるお話になってしまうのです。
ですから、これに関してはありそうでなさそうで・・・?

2)安く出来る方法ってありませんか?

ありますよ!
内容を簡単にすることです。

あまり多くを求めないで、交換だけ貼替だけというシンプルな内容にすることで
もちろん予算は減らすことが出来ると思います。

それから、範囲を絞り込むというのも良い方法だと思います。

良くないのは例えば、100万円の見積金額を70万円に値切るといったようなことです。

30万円値引くなどどいうことは普通では出来ないお話です。
それを無理に何とかしろと言われれば、方法は職人の質を下げる、管理費をかけない、
余分なサービスは一切しないという方向に流れていかざる負えなくなるのです。

誰が損をしますか?

予算が少なければ、どこか我慢のポイントが必要になります。
それを相談するのが筋といったことになります。

恐らく、そんな相談を承諾する業者さんも何か問題を抱えている可能性も強いのではないかと
疑った方が賢いかもしれません。

3)同じ内容で相見積もりを取っても金額がバラバラなのは何故なのでしょうか?

先ほどのお話と重複しますが、お住まいの建物の条件がバラバラであるということと
見立てが提案に違いを生んでいるということ。あとは利益率の違いもあると思います。

1割、2割の差額は、この建築業界の中ではよくあることですが、
それ以上に大きく違うとなれば当然、そもそも内容が違うということを疑って下さい。

その時は、ちゃんと説明を聞いて理解してから判断してください。
良かれと思って、提案を盛り込んだが故に金額が高くなったということもあると思います。

又は、安い理由としてそのその分野に力を入れていて工事体制にも無駄がないということもあるかもしれません。

その会社の背景や得意分野をホームページなどえ確認しておくこともおススメです。

同じカレーを作って下さいとお願いしたのにと思っても、どのシェフも同じカレーを作るわけではないと思います。
こだわりがあったり、特別のスパイスを入れたり、野菜の切り方、炒め方によっても味は変わるのではないでしょうか?

今、目の前にあって手に取れるモノの購入とこれから一緒に作っていこうという
プロジェクトでは考え方が180度変わるのだということに気づくと
リフォームはとても理解しやすくなるのです。

4)リフォームの詐欺に引っかからないようにする為にはどうすればいいでしょうか?

新しい事業としてリフォームを始めたばかりといった業者ならわかる気もしますが、
地元で信頼を積んできた業者は、それなりに忙しいのではないでしょうか?

私の周りでも皆忙しそうに仕事をしています。

訪問販売などでいつも新しいお客様を探さなければ仕事がないといった業者は
警戒してかかる方がいいように思います。

地道にやっている工務店であれば、それなりにファンがついていると思います。
信頼関係が築ければリピートと紹介でリフォーム業者の売り上げは安定していきます。

これは本当に不思議ですが、リフォームのお客様は担当者や職人さんたちと信頼関係が出来ると
次回からは他社に声を掛けずにリピート工事を発注してくれるようになります。

訪問してすぐに契約や集金を迫るような業者は要注意、一人で判断せずに誰かに相談することが
一番確実だと思います。

本日のまとめ

リフォームの予算を考えるときに大切なことは!ポイント3つ

1)リフォームの金額に相場を当てはめるのは参考程度にしかならない。
  自分の予算は、自分でこのくらいかけてもいいと思える金額を正直に伝えることです。

一体いくらかかりますか?と聞いたら、反対にご予算はどのくらいでしょうか?と聞かれると思います。

相場の金額は、ネットなとで調べると簡単に手はいると思いますので、それを参考に自分はどのくらい予算を
掛けられるのか?を考えてみましょう。

予算は、正直に伝えることが大切です。少なめにいわれる方が多いのですが、提案も変わってしまうので
正直に予算と希望を伝えるようにしましょう。

2)むやみに値切ることは、損を招く行為に繋がります。
  予算で無理なく出来ることを提案してもらったり、我慢ポイントを探すことが大切です。

リフォームはモノを購入する場合とは逆の発想から進めていく必要があります。
選んだ業者と一緒に作っていくのがリフォームなのです。

3)相見積もりは、担当者の人間性を判断するためのものであって金額合戦をするためのものではありません。

時間や約束をしっかり守って、丁寧に説明をしてくれるかどうか?
分かりやすい言葉で納得が出来るように説明をしてくれるかどうか?

リフォームはほぼコミュニケーションです。
これから長いお付き合いが出来るかどうか?
リフォーム業者との付き合いは、貴方のマイホーム計画、人生計画にまで関わることになるかもしれません。

そんな視点でリフォームのことを考えてみてはいかがでしょうか?

リフォームのこと、暮らしのこと、整理収納のこと
オンラインで相談からスタートしてしてみませんか?

住まいのメンテナンス、リフォーム、整理収納(片付け)等について、お悩みがある方は

一人で悩むよりも、専門家のアドバイスを聞いてみるのがおススメです。

例えば、リフォームしたいと思っても、どんな業者を選ぶのが良いのか?
一体予算はどのくらいかかるのか?リフォームでどんなことが出来るのか?
設備のこと、間取りのこと、材料のこと 聞きたいことが沢山ありませんか?

何を聞いたらいいのか?
はっきりとわかる方はそれを入口に質問を広げていけると思いますが、
何を聞いたらいいのか?分からない方はこちらかたいくつか質問をさせて頂き、入口を作っていきます。

+Comfort(プラスコンフォート)の高橋真美子のオンラインで相談については
コチラからお問合せくださいねl


2021/06/07 

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です