どう考えてもケチは損の始まり

テレビをつけたら、関東地方の大雨の情報が流れていました。
本当に毎年このようなニュース、つまり自然災害のニュースが多くなっていきますね。
台風や大雨による土砂災害、地震、コロナだってそうですよね。
人の力ではコントロール出来ない災害から身を守ることって本当に大切だと思います。

色々と勉強して備えるということで命を失わないことに繋げなくては・・・!と
思います。神奈川の友人大丈夫かな?連絡してみようかな?

ケチと節約は全く違うということ

ケチと節約について考えてみると、節約は自分の身を削ってお金を残すということだけど
ケチは対象が他人になっているところに大きな違いがあるのではなかと気付きます。

ケチという言葉の意味を調べてみると、色々ありますがよく使うのはこのくらいかと
1.むやみに金品を惜しむこと
2.気持ちや考えが卑しいこと
3.景気が悪いこと、難癖

このくらいかな・・・と思います。

つまり、値切ったりして気持ちよく購入しない、自分の事ばかりで相手にことを考えていない。
難癖つけて値引きを要求したりする(クレーマー)って感じですよね。

それに対して、節約というのは、ズバリ!無駄を省いて切り詰めること・・・なんですね。

節約は他人の利益を害さない、それに対してケチは他人の利益を害するという側面があると
いうことではないでしょうか?

自分さえ良ければ、自己中心的な考えはお金の使い方で一番よくわかると思います。

自分の財布からお金を出すかどうか?

昔、とても愛想がよくて何となく何をしても許されるキャラの同僚がいました。
アンパンマンみたいな見た目なんですよね(笑)

でもこの方・・・、時間にルーズ、お金にルーズでした。残念・・・・
お昼代、今財布持ってないから貸してとかよくありますよね。
普通はすぐに戻ってくるのもですが、催促しないと戻って来ない😠
曲者でしたね。結局、お金が仇になって退職されました。

借りたお金が500円、失った信用はどのくらいの価値があるのでしょう?

就職した頃、父がよく言っていたのですが、
自分の財布からおごってくれる上司は信用できる、領収書切る奴はそうでもない。

当たっているようないないような、でも結構真実をついているのかもしれません。

やっぱり無料より高いものはない

世の中基本的に無料のサービスというのはなかなか無いと思った方がいいと思います。

これが、子供相手にお菓子をどうぞ!とか、おもちゃをくれたりすることはあると思いますが、
これすら親に何か買ってもらおうという考えが裏にあるということだってあります。

保険の窓口が本当に公平にアドバイスをしているのか?
物件の購入を世話してくれた不動産屋さんが、リフォーム業者を紹介してくれた!それは、本当に親切だけなのか?
リフォームの紹介サイトだって、本当に公平なのか?

残念ながら、どれも利害関係がしっかりあって公平なアドバイス、中立な意見などもらえません。

ネットでも無料のセミナーが沢山あるけど、ほとんどがその先には高い商品を売る目的があります。

それを分かっていて、そこに足を踏み入れるのか?
全然わかっていないのか?そこが問題なのだと思います。

無料だという旗を揚げないと誰も振り向いてくれない・・・、これが一番の問題ですね。

適正なアドバイスを受ける為には、適正な金額を支払う必要があるということを
知っておくべきだなと思います。

リフォームの場合、ケチはこうなるかも・・・

リフォームの場合、値段交渉はもちろんOKですが無理な注文をしたり、変更、追加を無理なタイミングで
お願いした場合追加の金額が出ることになり、これが結構高くついたりします。

先日、そんな無理を言いすぎた結果、工事が途中で止まってしまった・・・という話を聞きました。
お施主様は別に住まいがあり、引っ越しが遅れているということらしいのですが、こうなると
話し合いで解決はまず無理かと思います。

無駄な時間、無駄なお金が消えていくことになりますし、精神的に辛いですよね。

恐らく、双方意見はあってどちらも何かしら非があるケースが多いと思います。

何故、リフォームの時に気軽に値切るという行為をおススメしないのか?ということについてですが、
それは、人件費がメインになるからなんです。

ちゃんとお給料がもらえない仕事であることがわかっていて気合がはいるか?と考えて欲しいのです。
どの会社も利益を度外視して仕事を受けることはないし、予定の利益率を大きく下回れば材料や
職人さんの日当を削るという事態になるわけですから、現場は意気消沈で気合が入りません。

モノの購入と全く違うのだということを知っておかないとこんなことになり、
損をするのは最終的にはそこに住まうことになるお客様だと私は思います。

無理が通れば道理引っ込むといいますが、まさにその通りなのです。
特に人を動かす場合は、ケチな話はあまりしない方が身のためだと私は思います。
あくまでも個人的な見解なので、色々なご意見はあると承知しておりますが・・・

誰かが損しない損しない、そんなプロジェクトにしたい!

リフォームに限らず、仕事というものは多くの人が関わって出来るもの。

日々、スーパーで買い物をするのとは訳が違うということを考えてみて欲しいと思います。

100円のパンがタイムセールで50円になっていた!得しちゃった、というのは本当に得ですよね。
タイムセールだからと買いすぎたり、他にも買ってしまったということならお店の戦略に引っかかった
ということになります。

この半額が、どのくらいの人を呼んで他にも買ってくれるか?とパン屋さんは考えています。

これが本当の目的なのです。上手くいけば、パン屋さんも消費者もうれしいということになります。
買いすぎなければ(笑)

リフォームの場合は、プロジェクトに与えられた予算を分け合うというイメージが近いのではないかと
思います。

例えば、キッチンのリフォームの場合は、
100万円の予算の半分が商品代、残りの半分が会社の利益、残りが職人や、管理、経費という感じです。
無理を言って値引きを要求して90万円にしてもらったとしたら、商品代を交渉してみたり、会社の利益を少し
削ってみたり、残りは現場経費を抑える、最後に職人さんに交渉する・・・てな感じになると思います。

ユーザーさんは勘違いしているケースが多いのですが、リフォームはそんなに利益率が高い商売ではありません。
10万円の損失を穴埋めするのはとても大変です。

私は、元受けという立場なので
誰もが損をしないリフォームプロジェクトを目指しています。
最後に皆が笑えれば、その関係性は継続出来ますが誰かが泣くようなプロジェクトは成功とはいえないのです。

お金は大切で尊いものです。汚いものではありません。
要は、使い方への考え方が問題なのだと思います。

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